競馬自作問答え
以下前回の自作問の答えです。 ちなみに問題14の『カブヤラオー』は正しくは『カブラヤオー』です。何でこんな間違いしてるんやw
1.→×
菊花賞馬プレストウコウ産駒です。オールド競馬ファンの間では伝説とも言われる1977年有馬記念にも出走し、TTGから6馬身離された4着となっています。
マーチトウショウは後に中央入りしていますが、これといった活躍も出来ずに終わっています。
2.→4 ティズナウ
2000年、01年のBCクラシックを連覇しています。00年はジャイアンツコーズウェイ、01年はサキーと欧州の一線級の馬を競り合いの末に破っており、米国では絶大な人気を誇っています。
サンデーサイレンスは出走自体が1回のみ、シガーは96年にアルファベットスープの3着(この年はタイキブリザードも出走)、スキップアウェイは98年にオーサムアゲインの6着に敗れ、連覇を逃しています。
3.→B シルヴァーチャーム
派手な勝ちはないものの、非常に勝負強い馬だったことで知られています。芦毛なこともあり、イメージ的にはオグリキャップタイプでしょうか。
リアルクワイエットはヴィクトリーギャロップに、スマーティージョーンズはバードストーンに、ビッグブラウンはダタラにより三冠を阻まれています。
4.→A マチカネタンホイザ
いまだにマチカネ軍団といえばタンホイザという競馬ファンは多いようですね。
東京で強い典型的なサウスポーでして、94年のJC、有馬連続出走取消は各所でネタになっています。
5.→アルムタワケル
99年ドバイWCは日本馬の参戦がなかったこともあり、もっとも知名度の低いドバイWC勝ち馬かもしれません。
とはいえUAE勢初のドバイWC勝ち馬であり、その馬名といいQMAネタ向きな気がしますが…
6.→久保敏文
独特の騎乗スタイルや馬の追いっぷりに定評のあった騎手で、現在は風俗店の経営の傍ら馬主業も行っているようです。
元騎手の馬主というのは日本では極めて珍しいですね。
7.→シンザン
シンザンクラブ最大の華舞台はハシハーミット・ハシクランツのワンツーフィニッシュを飾った79年菊花賞でしょう。
他の活躍馬にはハシコトブキがおり、ハシコトブキに関しては名伯楽・内藤繁春の執念ともいえる馬産によって、内国産不遇の時代にあってスガハラテンジン、イブキカネールといった重賞勝ち馬を輩出しています。
シンザンクラブの冠号はのちに『メモリー』に変わり、メモリージャスパー、メモリーキアヌなどが重賞を勝っています。
8.→カネヒムロ
馬体重400kgにも満たない小さな馬ながら、不良馬場となったオークスを制し当時大レースに縁のなかった岡部に初の八大競走勝ちをプレゼントしています。
その後勝利することはありませんでしたが、繁殖入り後年度代表馬カネミノブを出しています。
9.→ファーディナンド
ケンタッキーダービーとBCクラシックを制し87年度エクリプス賞に輝いていますが、日本での種牡馬成績は無残の一言。
2003年頃に馬主から買い戻しの要請があった時には行方不明で、調査の結果殺処分された末に肉になっていたことが判明しアメリカで大騒ぎになり、日本馬産界のやり方に非難が集中しました(アメリカも人のことは言えんだろうという気がしますが)。
タケシバオーはクラシックには縁がなかったものの古馬になってからは重賞を総なめにする活躍をしており、特に3200mの天皇賞と1200mのスプリンターズS(当時は英国フェア開催記念)を両方勝った事は未だに語り草となっています。
マーチスは皐月賞、アサカオーは菊花賞を制していますが(日本ダービーはタニノハローモア)、古馬になってから大レースを勝つことは出来ませんでした。
11.→パントレセレブル
鋭い追い込みを武器に1997年の仏ダービー、凱旋門賞を勝っています。特に凱旋門賞は後にJCを制するピルサドスキー(本来発音・由来的には『ピウスツキ』が正しい)に5馬身差をつける圧勝でした。
彼の凱旋門賞レコードは未だに破られておりません。
12.→ヒカリデユール
大井、船橋、名古屋と地方競馬を渡り歩き6歳秋(現在では5歳にあたる)に中央入り。有馬記念で当時の最強馬アンバーシャダイを直線一気の末脚で差し切り年度代表馬になっています。
文句なしの活躍、活躍馬多数の母系でありながら、『サラ系』であることがネックとなり種牡馬としては恵まれない不運の名馬でした。
13.→ウィジャボード
JCに二年連続で来日し、日本の競馬ファンにもおなじみです。馬名は降霊術に用いる文字版に由来するため、香港のレースに出走の際にこのような漢字が当てられました。
英愛仏米日香首と7ヶ国を股にかけたタフネスでもあります。
14.→A−3、B−2、C−1
今回の問題では文句なく一番簡単な問題だと思います。いずれも取れなかった残りの1冠は不出走。
皐月賞のみ取れなかった二冠馬というのは極めて稀で、他には変則三冠馬のクリフジのみ。
15.→1・3
ナリタトップロードは天皇賞、ナイスネイチャは有馬記念で達成。
ナリタトップロードは好調だった6歳時はレース直前に雨が降ったり(春天)、得意の東京競馬場(秋天・JC)が改修のため使用されず(しかも代替競馬はもっとも苦手な中山)だったりと、本当に致命的にツキのない馬でした。
16.→CBA
意外にも最も賞金を稼いでいるのはグリーングラスです。ちなみにグリーングラス・テンポイントは当時の賞金体系としては上限ともいえる3億円ホースでもあります。