暗愚な君主が悪とは限らない

文系パネル、正解は『村田清風』

歴史上暗愚、無能な君主というのは多々存在しますが、そういう君主の時代に必ずしも悪政がしかれていたかというとそうでもないんですよね。『無能な名君』とは上手く言ったものですが、君主の下で動くブレーンが有能で、君主が無駄に干渉しなければ上手く政治が動くと言うことです。毛利敬親時代の長州藩はまさにそれで、村田清風は財政改革に取り組み、後に雄藩といわれる礎を築いたといえるでしょう。
ちなみにこの問題では『調所広郷』が作れ、トナメでは大半がそちらに流れてました。調所広郷薩摩藩の家老で、日本史的にはこちらのほうが有名かもしれません。